自分でってどう言う?
myselfやyourselfなどの再帰代名詞でときどき見かける日本語訳に、「自分で」というものがあります。この「自分で」というのはなんとなく理解できるのですが、いざそれこそ「自分で」文を組み立てようとするとby myself?myself?という感じで少し悩むことが多いです。
英語での「自分で」の使い方は大きく分けて次の2つです。
- 他の誰でもなく私が、という意味の「自分で」
- 誰の力も借りることなく独力で、という意味の「自分で」
こう見ていくと同じ「自分で」という日本語でもニュアンスが異なるのがわかります。それぞれ見ていきましょう。
他の誰でもなく私が、という意味の「自分で」
他の誰でもなく私がやった、という意味で「自分で」というときはmyselfを使います。この用法は再帰代名詞の用法の一つで強調をしたいときのものと同じです。
I made this hamburger myself.
私が自分でこのハンバーガーを作りました(このハンバーガーを作ったのは私です)。
I was excited to write a post myself as a guest blogging.
ゲストブログとして自分で記事を書くのにとても興奮しました。
この使い方は日本語にすると意味が異なりますが、用法は以下と同じです。
I myself have a few friends who I can really trust.
私自身、本当に信頼できる友達が何人かいます。
誰の力も借りることなく独力で、という意味の「自分で」
独力で、という意味の「自分で」はby myselfかon my ownが使えます。by myselfもon my ownも「自分で」と訳すことはできますが、単に「一人で」という意味でも使います。
"Do you need help?"
"No, thanks. I can do it by myself."
"No, thanks. I can do it by myself."
「お手伝いしましょうか?」
「いいえ、自分でできます。」
「いいえ、自分でできます。」
I like to spend time by myself.
私は一人で過ごすのが好きです。
She's not here now and I have to do it on my own.
彼女がここにいないので自分でやらなければいけません。
I will go shopping this weekend on my own.
今週は一人で買い物に行くつもりです。